香港のメインボード上場企業数は2024年5月10日時点で2282社、時価総額は34兆80億香港ドル(約677.78兆円)に上ります。
GEM市場はもともと、香港証券取引所が1999年11月に併設した新興企業向け市場でした。現在では中小型株を対象としており、株主数や売上高などの公開基準がメインボードより緩くなっています。
投資家への認知度を高め、企業発展を図る目的で、GEM市場からメインボードへ指定替えをする企業も増えています。中国初の民間ガス供給会社である新奥能源(02688)、天業節水(00840)、北京京客隆(00814)、アンドレジュース(02218)などは、GEM市場からメインボードへ指定替えした企業です。
● | 香港市場は、メインボードとGEM市場に分けられる |
● | GEM市場は中小型株向け市場 |
● | 最近では、GEMからメインボードに指定替えする企業が増えている |